2011年10月19日
ヒノキの風洞トラック実験
今日は夜中の2時に静岡を出発して、朝5時から富士スピードウェイにてヒノキを使った風洞トラック実験というのをやってきました。
これは後輩の卒論および修論研究なのですが、お手伝いと物見たさ、あわよくばメインスタンド前を高速走行したくて押しかけました。
さて、どんな研究かというのはおいといて、とりあえず実験の風景をお見せしましょう。
まずは準備風景と低速走行から。
次は中速。
高速走行
どうでしょう、横から見ただけでもトラックのスピード(生えてる木に吹き付ける風の風速に相当)に応じて樹冠の形状が変化しているのがわかると思います。
トラックには風速計、魚眼レンズをつけたビデオカメラ、ひずみ計、傾斜計などが装備されていて、一定風速条件下における樹冠の形状(前から)と荷重のかかり方、主幹の傾斜角をログしています。
動画はパソコンを使って画像解析し、ここでは紹介しきれないほど様々なパラメータを求めていきます。
この実験をしている後輩たちは、どんな地理条件のスギ・ヒノキがどういった風況(風の状況)でどのように折れたり根返り(折れずに根こそぎひっくり返ること)するかということを研究しています。
今や風況シミュレーターに必要な情報をインプットしてやれば、特定の地形条件においてどういった風が吹くかを3Dでシミュレーションすることができます。ですので、こういった地道な実験で得た情報をコンピューターシミュレーションに貼り付けることで、たとえば『この林のこの辺の樹は折れやすいから防風林をこの辺に植えてやろう』なんてことが効率的に計画できるようになるのです。
で、今日の私の目的はあわよくばの高速走行だったのですが、後輩と助教の先輩がトラックを運転されたので、実験後のコース上のゴミ回収時にマイカー(インプ)で地味にスピード出して喜んできました。あ~楽しかった。
しかし、昨日からほとんど寝てないのでシンドイです。
今日は早く帰って寝ないと。
Posted by Nissy at 13:54│Comments(0)
│研究