2011年03月10日

もうブナが開葉!

ブナが開葉しました、それも一週間前に。切り枝ですけどね。


実験につかった切り枝をペットボトルの水につけたままにしていたら、何と開いちゃいました。

切り口なんて雑菌コロニーで覆われているのに・・・。
これを見ると不思議だ!生命の神秘だ!と騒ぐ人がいますが、そんなたいそうなもんじゃござんせん。実に物理的なお話で、枝内の水分をつかっただけの事です。研究室内はちょっとは暖かいですからねぇ、春を感じちゃったのでしょう。水切りしてあげました、流石に。  

Posted by Nissy at 19:15Comments(0)植物生理

2011年02月09日

土壌診断のための植物生理学



今日は近江八幡にて土壌診断のための植物生理学について講義してきました。感覚的で不確定要素の多い農業において今何を学び何を準備すべきか、金かけずにできることは沢山あります。そんな話をしてきました。

植物生理、農業気象、土壌物理、土壌肥料、センシング、今は全てがバラバラですが、これらがリンクして農業の現場で効力を発揮する時代はすぐそこまできています。実はこの国でもそんな壮大なプロジェクトが動き出しつつあるんです。数多くあるインチキ農業の化けの皮なんかもそのうち簡単に剥がされてしまうことでしょう。逆に、真摯に自然と向き合って真面目に農業に取り組まれている方々の質の高さも証明されていくはずです。TPPどうのこうのといった問題もありますが、この国の農業はIT技術との連携で信じ難いほどの発展をみせる可能性が間違いなくあります。未来は暗くないですよ。



で、帰り道ですが、流石天下分け目の関ヶ原、雪が・・・。





早くあったかいお家でコタツに入りたいです。  

Posted by Nissy at 21:30Comments(0)植物生理

2010年12月16日

この葉なんの葉?気になる葉?

さて、これ何の葉っぱでしょう?

こいつがねぇ、くせものなんすよねぇ・・・。
だいぶ悩まされてます。
WASABIなんですけどね、
ワサビの生理生態の受託研究をやっているのですが、
んま~こいつらの我儘なこと。
つかみどころがないというかなんというか。
あれだけ古くから栽培されてきた歴史があるにもかかわらず、
ワサビの生理生態に関する知見ってほとんどないんですよ。
不思議です。
で、Nissyやって~と話をいただきまして、その結果悩ましい日々を・・・。
何を知りたいかというと、品種ごとの生育特性と栽培最適環境、T/R比(ワサビに使っていいのか?)のコントロール。
品種特性は次年度の課題としても、各試験地(4か所)の光環境と気孔開閉反応についてとれるだけデータとっておかないと。さて、次のステップのための予算申請もそろそろ準備せねば・・・。
  


Posted by Nissy at 17:20Comments(0)植物生理

2010年08月01日

講義3回を終えて

第3回目の植物生理セミナーを終え、静岡にもどってきました。
講義を終えて思ったことは、やはりもっともっと現地で本格的にデータを取りたいということです。
わかっていることを話すこともとても大事ですが、それでも海外の報告内容を日本でも検証する必要があります。
もうウズウズしちゃってます。
どっぷり山梨で実験三昧な日々が送れるように、なんとか所属をうまく変えられればよいのですが・・・。
スポンサーももっと募らないと。
山梨県への申請書もあれこれ本腰入れて投げないといけません。
AjimuProjectとの連携構想についても今月は急ピッチで進めないと。
やることだらけで目の色血走ってます。
内側からあふれてくるこの感じ、この若いうちの特権を無駄にしたくないです。
やるだけですね。  


Posted by Nissy at 12:00Comments(3)植物生理

2010年07月29日

ブドウ話

前回の投稿でAzimu projectと書いてしまいましたが、
正しくはAjimu projectでした。
失礼しました。

さて、明日はまた山梨大で植物生理セミナーです。
今回はセミナー①、②の復習と栽培への応用です。
水分生理を中心に、パイプモデル的発想の重要性についてお話します。
isohydric or anisohydricのお話もします。
要は土壌の水ストレスに対する品種特性についてですね。
土壌の水ストレスに対して気孔の開閉反応が品種によって異なります。
海外の文献数十報から洗い出しました。(しんどかった・・・)
しかし、いつものことですが、質的話はあってもなかなか量的な話はでてきません。
実際に樹液流計測をやってみて自分でデータを出す必要性があります。
主だった品種に関しては今年データをできるだけ蓄えようかと思います。
さて、資料をもう少し詰めなくては。
ではまた。
  


Posted by Nissy at 20:31Comments(2)植物生理

2010年05月11日

TeaTime

今夜は珈琲ではなくTeaを啜りながら
結局まだ終わっていない講義用のスライド準備・・・。
懐かしいファイルを引っ張り出してきて、
樹木の水分通道とパイプモデルについて今一度整理。
 

Leonardo was wise.
ダ・ヴィンチが最初に気づき、Shinozakiが掘り起こしてTheoryとして確立。
樹木のパイプモデル理論。
さてさて、基部は木本、当年枝は草本的つるというブドウちゃんには当てはまらんわけですが、
面白いことに歳とっていくとパイプモデルが部分的に成り立ってきてしまうという・・・。
なんともワンダフルなこと。
これだから植物は面白い。
知見の乏しいisohydric種とanisohydric種についてもあれこれ考察。
う~~ん、この辺の話はなやましい。
海外の論文3本斜め読み。
ブドウって両方の遺伝子タイプがあるのか?。
ぶひっ。
  


Posted by Nissy at 23:47Comments(0)植物生理